龍の舞

【2017年】

この作品は初めて掛け軸にしてもらい、祖母が亡くなる前に祖母に披露した最初で最後の作品でした。
病室で掛け軸を広げながら仏画について話し、涙ながらに祖母とある約束をしました。
祖母の最後の顔もとてもら穏やかで美しかったので、死に対する想いも大きく変わりました。
幼少の頃の戦争体験、女性としての人生、長寿に対しての想い。沖縄という土地柄からの犠牲になった人々の命について深く考えさせられました。
祖母は去り際に大切なことを教えてくれた尊敬する女性です。

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